[Vol.27]クラシックカーと葉山

[Vol.27]クラシックカーと葉山

古き良き時代のクルマであるクラシックカー。たとえクルマに詳しくなくても、一目見た瞬間にその存在感とデザインに惹きつけられます。穏やかな季節になると、葉山では芸術品ともいえるようなクラシックカーに乗ってドライブを楽しむ人の姿をよく目にします。いつかは乗ってみたい憧れのクラシックカー。今回は、大人ならではのその愉しみ方をご紹介いたします。

● update 2016.10.7 ●
往年の名車であるクラシックカーはとても個性豊か。
現代のクルマにはないデザインとフォルムは、見ているだけでもロマンを掻き立てられます。
丸みを帯びたデザインと鮮やかなブルーが素敵なDELAHAYE135

丸みを帯びたデザインと鮮やかなブルーが素敵なDELAHAYE135

ドライブスポットにおすすめ
プリンショップマーロウ

今回、クラシックカーの愛好者であり、普段から葉山にドライブで訪れることが多いという鈴木英仁さんに、ドライブの際には必ず立ち寄るという「プリンショップ&カフェマーロウ葉山店」でお会いしました。


鈴木さんが乗ってこられたブルーのクルマは1937年のフランス車「DELAHAYE(ドライエ)135」。
DELAHAYEの中で一番有名なシリーズで、1935年から1940年まで生産されたレーシングカーです。


鈴木さんとDELAHAYE135

鈴木さんとDELAHAYE135

最近では、ジュード・ロウ主演のショートムービー『紳士の賭け事Ⅱ(THE GENTLEMAN’S WAGER Ⅱ)』に登場して話題を呼びました。

紳士の賭け事Ⅱ(THE GENTLEMAN’S WAGER Ⅱ)

スコッチウイスキーとして世界的に有名な銘柄「ジョニーウォーカー ブルーラベル」。
その世界観を映像で表現すべく制作されたショートフィルム『紳士の賭け事Ⅱ(THE GENTLEMAN’S WAGER Ⅱ)』では、ふたりの紳士が「ドライエ135S」を賭けて24時間以内にカーレースの聖地モナコを目指します。
主演はジュード・ロウとジャンカルロ・ジャンニーニ、ヒロインはヴィッキー・チャオ。
お金では買えない真に貴重な体験を求めて懸命に挑戦する物語が世界中の人々を魅了しています。


ムービーはこちら : https://www.youtube.com/watch?v=kzME9i03PpI


甘いものに目がない鈴木さん

甘いものに目がない鈴木さん

早速、店内へ。
「プリンショップ&カフェマーロウ葉山店」は、看板商品のビーカープリンに加え、アーモンドプードル100%のパウンドケーキの専門店としても有名です。
鈴木さんおすすめのプリンをいただきながら、お話しを伺いました。


葉山には、ご自宅のある鎌倉から三浦半島までの距離感がドライブにちょうどいいそうで、鎌倉から逗子、葉山と少しずつ変わる海岸線の景色を眺めながら、葉山のおいしいお店に立ち寄るのを楽しみにドライブをされているそうです。

デザインの優れた美しいクルマがお好きだという鈴木さんは、これまでに様々なクルマに乗ってこられ、美しさを追求していくうちにクラシックカーに辿り着いたそうです。

クラシックカーは、現代のクルマとは異なり、エンジンのかけ方からしても違います。
乗りこなすには、エンジン音を聞き、水温計を確認し、クルマと会話をするように運転することが必要になります。
古いクルマであるためにどうしても故障をする頻度が高くなりますが、すでに製造されていない部品などは、クラシックカー愛好家の間で部品を交換するか、職人に特注をお願いするしかありません。
維持をするための労力がかかるため、クルマへの愛情がないととてもできることではありません。


ウッディな雰囲気が素敵な店内。プリンは10種類以上のフレーバーがあり、季節毎の限定フレーバーも味わえる

ウッディな雰囲気が素敵な店内。プリンは10種類以上のフレーバーがあり、季節毎の限定フレーバーも味わえる

鈴木さんのもうひとつの趣味は乗馬

鈴木さんのもうひとつの趣味は乗馬。
こちらも馬の様子を見て、コミュニケーションを取りながら走りを楽しむスポーツです。


クラシックカーと乗馬。どちらも簡単には乗りこなせませんが、時間をかけてコミュニケーションを取ることの楽しさ、操れるようになることの喜びが醍醐味なのかもしれません。大人ならではの愉しみ方ですね。

日本国内に1台しかないと言われる希少なDELAHAYE 135をはじめ、鈴木さんは現在複数のクラシックカーを所有し、国内外のクラシックカーレースに多数参加されています。
半世紀以上前のクルマをレースに参加できる状態まで調整するのは、並大抵の努力ではできません。


運転がお好きな鈴木さんは、なんとクラシックカーで日本一周、北海道横断をしたこともあるそうです

運転がお好きな鈴木さんは、なんとクラシックカーで日本一周、北海道横断をしたこともあるそうです

プリンショップ&カフェ マーロウ葉山店

プリンショップ&カフェ
マーロウ葉山店

スポットで見る

神奈川県三浦郡葉山町堀内2038-10
☎ 046-875-0412
http://www.marlowe.co.jp/

「ドライブは甘いものを食べに行くため」と笑う鈴木さんですが、定期的に運転することによってクルマのコンディションを常に整えてもいるようです。



クラシックカーのある暮らし

次に、鎌倉の閑静な住宅地に佇む鈴木さんのお宅にお邪魔させていただきました。
イギリスの庭園のような素敵な邸宅にクラシックカーがよく似合います。

まるで海外にいるような気分になる邸宅は、随所にこだわりが感じられる

まるで海外にいるような気分になる邸宅は、随所にこだわりが感じられる

今回、特別にDELAHAYE 135以外にも所有されているクルマを拝見させていただきました。
イギリス車「BENTLEY(ベントレー)4 1/2 BLOWER(SUPERCHARGED)」は、1927年から1931年に製造された自動車で、ベントレーの中でも有名なモデルのひとつです。

1928年のBENTLEY 4 1/2 BLOWER(SUPERCHARGED)

1928年のBENTLEY 4 1/2 BLOWER(SUPERCHARGED)

次に、1920年代から40年代に製造された名車「BUGATTI(ブガッティ)T37」は、軽量で優れた操縦性のスポーツカーとして有名です。

1928年のBUGATTI T37

1928年のBUGATTI T37

そして、「BUGATTI」の中で最後にして最高傑作のツーリングカーと言われる T57。
個性的な流線形のボディは、溜息が出るような美しさです。

1937年のBUGATTI T T57

1937年のBUGATTI T57

見ているだけでも惚れ惚れとするような、芸術品ともいえるクルマたち。
ガレージの中でクルマのことを話していると、あっという間に時間が過ぎてしまいます。

ガレージの中でクルマのことを話していると、あっという間に時間が過ぎてしまいます

国内最大のクラシックカーレース「La Festa Mille Miglia 2016」

「La Festa Mille Miglia」は、世界的に有名なイタリアの公道レース「Mille Miglia」の日本版です。
元々クラシックカーレースではスピードを競っていましたが、現在は100分の1秒を競って線を踏む競技を基本にしたタイムレースに変わりました。


レースには、運転手であるドライバーとレースのナビゲーション役のコ・ドライバーが助手席に座り、ルートや時間配分をコントロールすることによって、100分の1秒のタイムを目指して挑戦していきます。
いかに早いクルマに乗っていたとしても、ドライバーとコ・ドライバー、クルマと人間の一体感がないと達成することができません。

魅力的なクラシックカーが次々と葉山の町を通り抜けていきます

魅力的なクラシックカーが次々と葉山の町を通り抜けていきます

今年は開催20回目となる記念大会で、明治神宮をスタートして湯沢~軽井沢~箱根を経由し、最終日である10月17日(月)に葉山を通過しゴールとなる明治神宮を目指します。

クルマ好きであれば、この時期にこそ葉山に訪れてみてはいかがでしょうか

クルマ好きであれば、この時期にこそ葉山に訪れてみてはいかがでしょうか。
歳月を重ねたクラシックカーには、味わい深い魅力と大人の世界があります。

Historic Car Japan 日本国内を中心としたヒストリックカーイベントに関する最新のニュースをお届けします
Historic Car Japan  http://www.historiccar.jp/

「La Festa Mille Miglia 2016」だけでなく、日本各地で開催されるクラシックカーのイベント
のことをもっと知りたい、という方は是非「Historic Car Japan」をチェックしてみてください。
ここでは、日本国内のイベントやレースに関する情報が配信されています。レース中の風景を
はじめ、レースを支えるスタッフの素顔など、普段はなかなか見ることのできないクラシック
カーの世界を覗くことができますよ。

Historic Car Japan

J-CAR あなたの“クラシックカーのストーリー”をデータベースで管理する有料オンラインサービス
J-CAR  https://www.j-car.jp/

クラシックカーオーナーの方は「J-CAR」で所有されるクラシックカーの車輌情報管理サービス
を利用されることをオススメします。多くのクラシックカーは、これまでのオーナーによって
大切にメンテナンスされ、当時の写真やカタログ、修理履歴などが引き継がれてきました。
大切に所有されているクラシックカーもいつかは別のオーナーに委ねることになります。未来の
オーナーにも愛情を注いでもらうために、「J-CAR」は“クラシックカーのストーリー”を大切に
保管し、将来のオーナーに引き継いでいきます。

J-CAR

La Festa Mille Miglia 2016

La Festa Mille Miglia 2016

http://www.lafestamm.com/

開催日時

2016年10月14日(金)~ 17日(月)

ルート・走行拠点

1都7県 約1,200km 東京原宿明治神宮 ~ 新潟県湯沢 ~ 長野県軽井沢 ~ 神奈川県箱根 ~ 東京原宿明治神宮

参加台数

オリジナルクラシックスポーツカー 123台

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